
パズルのように緻密な計画を練る
業務部生産管理課 生産管理 / M.S
社長がそのマネジメント能力に一目置く人物がSである。生産管理の仕事には緻密なタイムスケジューリングが求められる。営業の受注情報を受けて、お客様に納品するまでに多くの工程があるのでその内容に基づき、出荷までの計画を立案する。在庫があれば在庫の確認、生産に入る場合はそのための計画。同時進行する案件を頭に入れて考えなければならない様子はまるでパズルだ。「とにかく時間が足りないのが悩みの種ですね」と語る。納品の日は決まっているので、時間に制約がある中、すべての情報を把握して整理し計画に落とし込むのは至難の技だ。「機種、工程、設備能力など覚えるべきことが多くて大変です」。しかし、彼女の上司であるNは、「自分でマネジメントして進めていける彼女は貴重な存在」と全幅の信頼を寄せている。また、協力会社からは「生産管理をやるために生まれてきたような人物」と評されたことも。そんな周囲からの好評価にも動じることなく、彼女は今日も納品に間に合わせるための計画に頭を悩ませている。